
現在、お花屋さんで働きたい人、花講師になりたい人をサポートするレッスンを中心に展開しているFlower Dots。
2025年は、よりプロフェッショナルな人材を育てたいという思いから
自分自身の「初心」「信念」みたいなものを振り返ってみました。
私は昔、お花を習うことにたくさんのお金を使うのならば、必ず?後で回収出来る技術を身に付けたい!
そんな浅はかな考えを持っていました。笑
資格に関する私の考えは、こちらのブログでも書いてますので、興味がある方は読んでみてくださいね。
花仕事に資格は必要か
資格認定校に通う事をやめて、私が最初にしたことは「独学の道」でした。
とにかく本やネットの情報、花仕事仲間からの情報をもとに、アレンジメントの基礎知識を独学で勉強しました。
DAFAとの出会い
DAFAをご存知ですか。
日本語で説明すると、フランス国立園芸協会の略になります。
日本でいう、NFDのような民間の協会が認定する資格です。
日本人でも受験は可能ですが、フランス現地でしか受験出来ません。
毎年3月に試験が行われるようです。
日本で、DAFAの認定校として毎年フランスへ連れて行ってくれるスクールもありますが、相当な費用がかかります。
そう。組織の内容は日本のNFDとほぼ変わらないのです。
でも、内容がまるで違っていて、当時の私はかなりの衝撃を受けました。
日本の生花とは、全く異なる技法だったから。
日本のお花の民間団体といえば、NFDが有名ですが
NFDは今から30年ほど前の資格試験ではアメリカでポピュラーだった
ニューヨークスタイルと呼ばれる技法を取り入れていました。
数年前から「フレンチスタイル」を取り入れるようになったようですが。
お花の基本といえば、NFDの技法しか知らなかった私にとって
フレンチスタイルは、斬新な基礎でした。
私はDAFA受験はしていませんが、その内容を勉強した時の資料がまだ残っていて。
あの頃は、その通りに作る事が正義と思っていましたが、日本でDAFAの受験をするには相当な花材量を用意しなければなりませんでした。
ヨーロッパでは、日本のお花価格の半額以下で売られています。
スーパーなどでも、バラなどが10本単位で売られているのが普通。
そのため、20本から30本使って、お花がぎっしり詰まったアレンジメントが主流なのです。これがいわゆる「フレンチスタイル」「パリスタイル」と呼ばれるアレンジメントです。
Flower Dotsオリジナルアレンジメント
冒頭のアレンジメント写真は、春のお花「スイートピー」とアロマオイルでもお馴染みのゼラニウムをメインに、フレンチスタイルの基本を応用した「マスアレンジ」になります。
スイトピーの「フリル感」を最大限に表現しました。
オリジナルとしてのポイントは、グリーンとお花が「マス」になった形態。
グリーンとお花がたくさん入っているように見えるアレンジメントです。
春はスイートピーやチューリップ、秋は実物など、季節のお花とグリーンの組み合わせ、色の相乗効果を最大限に引き出すアレンジメントレッスンになります。
Flower Dotsでは、今春からこのようなフレンチスタイルの単発レッスンやコースレッスンを開講します。
いずれも、アレンジメントの基礎をクリアした生徒さんや、中級者さんへ向けたワンランク上のレッスン展開になります。
生徒さん募集の段階になりましたら、またこちらでもご案内しますね。
