Noriko Shimosaka
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ロスフラワーへの取り組み Blog

  ずっとずっと気になっていた事。 コロナになったから発生したわけでは無く、以前から花農家さんで大切に育てたお花なのに 「規格外」として廃棄される花があることは知っていました。   お世話になっている仲卸さんでも、仕入れの数より売上が下回ったりすると、お花が余り、 「タダでもらって欲しい」と言われることも多々ありました。   シーズン品と言われるクリスマスやお正月、母の日などは大量に市場に並びますが、その後廃棄される花も大量に生まれるのです。   なぜか。   余ってしまうから   ただそれだけです。人間のエゴ以外の何物でもありません。 正確な予約数を把握していても、足りなくならないように「多めに」仕入れるのが普通だから。 長く持たない命ある植物だからこそ、もっと慎重に仕入数を考えるべきと思います。 足りなくなってもいーのでは?と思いますけどね。   廃棄することよりも、足りなくなることを良しとしないのは、間違ってる。 人工物の大量生産とは、訳が違うのだから。   あとは、年契約している農家さんは、コロナがあるからと、成長したお花をそのままには出来ません。 命あるもの、成長を勝手に止める事は出来ないのです。 でも、市場では「売れない」という理由だけで、「1円」でも買い取らない事実。   どうすれば、廃棄せずに済むか。   仕入れ側は、今一度、考え直すタイミングに来ているかな、と感じます。   今回、ご縁をいただいて、ロスフラワーを無くす取り組みに微力ながら協力させて頂く事になりました。 どこまで貢献できるか分かりませんが、花への恩返しが出来たら嬉しいです。 そして、この取り組みが上手くいけば、農家さんも、お花を安く購入したい人達も、間に入る我々も、全員が笑顔になれるはず。   ぜひ、ご協力ください。   そして、楽しみにしていて下さい^^