海外デビュー!?理念の大切さを知る

ちょうど1年前の2月、私の作品が初めてart本に掲載されました。
ブログでも宣伝してますが。
この時、初めてフラワーデザインがart作品として認められた瞬間だったんです。
なので、それはそれは嬉しくて。
それと同じようなことが、今度は海外で起こったんです!
ついに、海外デビューかっ??
cool japan vの編集社さんと同じコンセプトで、まだ世に出ていない世界中のアーティストとその作品を紹介して、作品が販売出来たり、彼らのartマガジンに掲載されると、その本もオンラインで世界中に販売する。
いわばアーティストと需要をマッチングさせるプラットフォーム的なことをしているサイトから、お声がかかりました。
最初、世界中に発売されるartマガジンに、あなたの作品を載せませんか?と、メッセージをいただいたんです。
結局、その審査には漏れてしまったんですが、artとしてクオリティーの高いスキルを認めていただき、プロフィール含め、代表作とともにサイトで紹介させて欲しいという話になり、現在彼らの承認待ちです。
どうなることやら。。。
なんせ、全て長文英語でのメールやりとりで。。。レスポンスが遅い自分にイライラ。
協力していただいた方々、本当にありがとうございました。汗
これからは、公用語の英語は最低限こなせないと、仕事も出来ない。
そんな時代なんだなーと、改めて焦りましたよ。
日本でもそうでしたが、デザイン自体をartとして取り上げてもらえることが、世界共通なんだということに驚きました。
生の花を提供しなくても、媒体はなんでも、そのデザイン自体が評価され、artになるという事実。
私がずっと目指してきたことが、少しずつ現実になっていく。
日本のフラワーデザイナーは、大量に花を使ってディスプレイして、あっという間にゴミとして撤去する仕事を繰り返しています。
フラワーデザイナーとして、それは、私の理念に反するのです。
大量に花を使おうが、少量だろうが、命あるものと向き合って仕事をする以上、
その命を自分の手で断つことは本意じゃない。
その命が尽きるまで、活かし切りたい。
活かし切れるデザインを生み出し、長く花の一生を楽しんでもらうことが使命だと思っている。
なので、フラワーデザインがartとして認知されていくことは、その第一歩になっていくと信じている。
花の命が尽きても、デザインは残る。
媒体は何であれ、いろんなものに形を変えて、デザインはずっと残していける。
生きている植物からは、とてつもないパワーをいただいて、私たちは生活しています。
だからこそ、そのパワーを残していく方法を考えていくことが、フラワーデザイナーの使命ではないかと思うのです。
海外でも、日本でも、同じように共感してくれる人がいるとわかったことは、私にとって、とても大きな出来事でした。
今はまだ小さな理念だけど、いつか社会を巻き込むほどの社会性を持って、artという文化が広がっていくことを信じています。
今後は企業も社会的理念を持たなければ、AIに全て乗っ取られる時代がきます。
現在も、世の中はすでに個人の時代になりつつある。
個人同士がプロジェクトを組んで仕事をする時代に塗り変わっているところです。
自分の理念、考えたことありますか?